記者コラム

温室効果ガス削減

 一時期に比べてトーンが低くなった気がする温室効果ガス削減の話題。1997年に採択された京都議定書から20年弱。温暖化は確実に進んでいるはずだが、削減目標を耳にする機会が少なくなってはいないか◆美幌町にも新エネビジョンがある。10年計画の最終年度を迎えている。年間の削減目標1500トン余りはクリアした。太陽光発電システムの住宅が増え、ハイブリッド車に乗る人が増えたからだ。いずれも町や国の補助や減税が引き金になった◆しかし、次の10年計画になると目玉があるだろうか。もちろん、削減目標も上がってくれば、新たな新エネを見いだす必要に迫られる。雪を使った冷蔵技術、地中熱の利用、浄水場に導入した小水力発電があるが、決定打に欠ける◆温室効果ガス削減に最も大きく貢献するのは、事業所や個人宅から排出される二酸化炭素を減らす省エネ作戦だ。つまり住民運動としての取り組みが地球温暖化を進ませない近道だったはずだ。ぜひ、本年度策定する新しい計画では自然エネルギーの可能性だけでなく、住民1人1人に何ができるかも盛り込んでほしいと提案したい。    (本多)

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