記者コラム

2016.10.18 クマにご注意

 今年は、特に本州でクマに襲われたというニュースが多い。本来、人間とは生息域を異にするクマだが、山間部の過疎化でクマの数や生息域が拡大され、さらに今年はエサとなる木の実が少ないことから人里に出没するケースが増えているとみられる◆今年の6月に秋田県で駆除されたツキノワグマの胃袋から人体の一部が見つかり、今月15日には岡山県でツキノワグマ7頭が捕獲され、さらに兵庫県で17日の朝、新聞を取りに玄関先に出た男性が近くにいたツキノワグマと遭遇し襲われてけがをしたという◆北海道はこれからの時期、山菜採りや紅葉狩りなどで入山する人も多いと思うが、冬眠に向け栄養を蓄えようと食欲旺盛なヒグマがウロウロしている可能性も高い。当然ご存じだとは思うが、出かけるときは鈴やラジオなど音の出るものを携帯して。もし遭遇したら背を向けて逃げず、ましてや死んだふりは厳禁。襲われちゃいます◆本来ヒグマは理由もなく人間を襲うことはないといわれる。人里に下りてくるケースと違い、彼らのテリトリーに人間が入るのだから、こちらが気を使うのは当然のこと。入山には十分ご注意を。
(中村)

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