記者コラム

起業ムード

 最近、美幌町内に新しいお店が続々、誕生している。めがね店に洋菓子店、台湾料理や焼き鳥店。空き店舗を利用するケースが多く、起業ムードが高まっているのだろうか。アベノミクスによる経済対策が、少しずつ地方にも波及しているのだろうか◆一方で、人手不足も深刻になりつつあるという。都市部では賃金を上げてもパートが集まらないといわれている。賃金の上昇は働く側にとって大歓迎だが、地方都市は賃金格差が広がって、人口流出につながらないか心配である◆以前、居酒屋で地元のパートが確保できないと悩んでいた。都市部から交通費をかけて集めていたようだ。経費を抑えるために「地元優遇」を呼びかけても、若い世代は都市部に流れるので、都市部からの逆輸入になってしまう。おかしな話である◆建設業では人手不足に加え資材価格の高騰も深刻。いくら仕事が増えても支出する経費がどんどん増えているのだと嘆く。ほんの少し前の単価では通用しないことも多くなっていると聞く。好景気へのステップなのか、都市部のしわ寄せなのか。その正体は今年の地方景気が明かしてくれるはずだ。        (本多)

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