記者コラム

W杯ブラジル大会

 サッカーワールド杯ブラジル大会はドイツが24年ぶり、4度目の世界一に輝き幕を閉じた。今回のワールド杯、日本代表は1勝もできず早々に現地を後にしたが、決勝トーナメントの試合を見ているとその速さや強さ、うまさに日本とのレベルの違いを改めて思い知らされた◆先日、ワールド杯関連のテレビ番組で南米のある国の子供たちがインタビューを受けていた。彼らは家が貧しくて靴が買えず、いつも裸足でボールを蹴っている。「将来はサッカー選手になって家族に楽をさせてあげたい」と語る姿に、これでは日本が勝てるわけがないと実感した◆子供のころからボールはもちろん靴やユニホーム、さらに練習場とすべてがそろった環境で過ごした日本人選手に、南米選手のようなハングリー精神を求めるのは難しい。しかも今から裸足で生活しろと言っても無理だろう◆美幌町内でもたくさんの小学生がサッカーに親しんでいる。そんな彼らにサッカーをする理由を聞いたら「好きだから」という返事が多いだろう。しかし世界の中には「生きるため、家族のため」と答える同世代の子供たちがいることを知っていてほしい。   (中村)

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