記者コラム

4つの“間”

 子供は日が暮れるまで外で元気に遊ぶのが当然の時代と、ゲームやスマホに囲まれ家の中で遊ぶ時間の方が多い現代を比較しても仕方のないことだが、子供の健やかな成長を願う親の気持ちは今も昔も変わらないはず◆先日、岐阜聖徳学園大の佐藤善人准教授が保育士らを対象に指導者講習会を開いた。最近の子供は全力で体を動かす機会が少ないため真っすぐに走るのが苦手、ボールの投げ方を知らない、ジャンプしても着地の仕方が分からず膝や顔を地面にぶつけてしまうなどのケースが多いという。確かに運動会などでコースを外れて走る子供を見かける◆佐藤准教授によると子供の体力向上には「仲間」「時間」「空間」「手間」の4つの“間”が必要だという。中でもただ遊ばせるのではなく、子供が楽しく、思い切り遊ぶためにどうするのかを考える手間がポイントだそうだ◆幼児指導のプロでもある保育士には及ばずとも、家庭でも楽しく、元気に遊ぶ習慣づくりをしてほしい。お父さん、お母さんと一緒に思い切り走り回る、思い切りボールを投げることで子供は楽しみながら体力を向上させることができるはずだ。  
(中村)

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