記者コラム

商店街宅配事業

 美幌商工会議所が11月から始める商店街宅配事業。高齢化などから買い物に不便を感じる町民をサポートするのが大きな狙いだ。現在、登録を受け付け中だ。たくさん利用されることが息の長い便利なサービスにつながる◆大都市でも同様だが、スーパーやホームセンターなどが郊外に集中している。かつて駅を中心に栄えた 中心商店街 と完全に色分けされた格好だ。しかも、全国ネット網の大手の郊外店に地元が対抗するのは難しい。宅配事業は、地域密着型としての地元商店街の役割が再認識させられるかもしれないという部分でも期待している◆連合商店会やスマッピーカード加盟店の買い物が対象だが、それ以外にも50代以降には懐かしい響きの御用聞き、手続き代行など、便利サービスも受けるという。個店中心の地元商店街だからできるサービスといえる。これが差別化になれば消費者との結びつきが再び濃くなる◆高齢者だけではない。子育て中の母親だって買い物弱者になる。忙しいサラリーマンも時に買い物弱者だ。この宅配事業は、幅広い層が活用できるサービスになる。窓口になる美幌商工会議所は、まず無料の登録会員を募ってチラシ作戦を展開する。  (本多)

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