記者コラム

血液検査

 この半年余りの間に何度、血液検査をしただろうかと思う。注射嫌いが、腕に針を通される時のざわつき感は、大人になっても遠慮したいものだ。しかし、血液検査から知ることのできる体の異常は年齢が増えるに従って貴重なデータになるものだと実感した◆血液型によっては足りなくなる輸血用血液。日本赤十字社がくまなく移動献血車を走らせて協力を願う。この献血でも、検査の内容を知らせてくれるそうだ。メタボ度を計るコレステロール値、貧血などが分かる赤血球やヘモグロビン、心臓や肝臓の異常を知らせる数値など15項目を知らせてくれる。献血に協力することで自身の健康もチェックできるというものだ◆最近は、若い人の献血が少ないという。日本赤十字社は成人式などを利用して協力を呼びかけている。交通事故や大きなけがの輸血が多く思われるが、実はがんが最も多い37・4%、循環器系で17・8と半数を超える。消化器系の8%も含め、身近な病気で輸血が必要とされていることを知っておきたい◆2・26事件で有名な2月26日は、血液銀行開業記念日。昭和26年、日本初の血液バンクが設立された日である。(本多)

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